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成功モデルに基づいた創薬と育薬事業

世界の製薬企業に大きな変革が起きつつあります。100年以上続く老舗の製薬企業は新薬を開発できず、ベンチャーやアカデミーによるシーズの買収や、他の製薬企業の買収が主とした戦略になっています。最近では成功率の高いシーズやそれを持つ中小企業を買収し、承認、販売へ導く新興企業がシリコンバレーに出現し、老舗製薬企業を追い抜く勢いです。つまり、化合物や動物実験を基礎とした旧来の創薬ビジネスモデルは通用しなくなって来ており、シーズの成功率を判断することが創薬において最も重要となっています。

創薬の成否は人間における安全性と有効性で判断されます。会長の鎌谷直之は、30年以上前から、遺伝病などの遺伝子研究に基づいた創薬を提唱してきました。例えば、鎌谷直之が関係したクラドリビン、フェブキソスタットの成功、MTAP欠損がん個別化医療の発案はすべて病気の遺伝子の情報から大きなアイデアを得ています。更に、最近の欧米の創薬の成功例にも病気に関係する遺伝子研究にヒントを得た例が増えてきています。例えば、SGLT2阻害薬、抗PCSK9抗体、抗RANKL抗体、ラノステロール点眼薬、がんの個別化治療などです。人間の遺伝子の変化によるタンパクへの影響から、薬によるタンパクへの影響が正確に予測できるからです。

スタージェンは、人間の疾患に関連する遺伝子の情報を基礎にシーズの成功率を判断し、高い成功確率の創薬を推進し育薬事業を行います。

スタージェンは創薬に関する特許を2件出願し、ゲノム薬理学に関する特許を3件保有しています。