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東北大学 東北メディカル・メガバンク機構の統合データベースdbTMMを活用した研究をスタージェンがサポートします

株式会社スタージェンは、東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査データ利用の支援事業者に登録されました。

東北メディカル・メガバンク(TMM)計画では、地域住民の健康調査を実施し、生体試料およびゲノム等の解析情報を高品質に保管・管理するバイオバンクを構築しています。東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)1) はゲノム医療実現推進のために、利活用可能な「統合データベースdbTMM」を構築しています。定められた登録・審査の手続きを経て、産学問わず、全国の研究者が統合データベースdbTMMを利用することができます。

統合データベースdbTMMの利用方法は「分譲」と「共同研究」

TMM計画の試料・情報を研究へ利用するには「分譲」と「共同研究」の2つがあります。 統合データベースdbTMMを利用することにより、研究に必要な試料・情報が分譲で利用可能かどうかを調べることができます。

1. 分譲
TMM計画において整備された試料・情報を、研究者は利用することができます。研究実施にToMMoの研究者は関与しません。研究により生じた知的財産は利用者に帰属します。

2. 共同研究
利用者とToMMo の研究者が共同で試料・情報の収集・解析・利用等を行います。分譲開始前のデータ利用やコホート参加者に対する新たな試料・情報を取得する場合などが該当します。

スタージェンが皆様のTMM計画の試料・情報の分譲申請のお手伝いをします

スタージェンは、試料・情報の分譲申請のお手伝いができる統合データベースdbTMM利用支援事業者です。分譲申請前に、利用者が計画する研究の実現可能性について、実際にスタージェンが統合データベースdbTMMを実装しているスーパーコンピュータへアクセスして調査いたします。また、倫理審査や分譲申請時に必要な研究計画書の作成支援を行います。 統合データベースdbTMM利用支援事業者として登録されるにあたり、ToMMoより学術指導をうけたスタージェンは、試料・情報分譲の申請手順だけでなく、TMM計画の事業全体についても把握しています。TMM計画の保有する試料・情報の分譲に興味がございましたら、お気軽にお問合せください。

すでに分譲をうけた研究や共同研究の解析支援も行います

試料・情報の分譲後の統計解析支援も行っております。分譲申請の支援事業を活用いただいたプロジェクト2) だけでなく、すでに分譲あるいは共同研究で試料・情報を利用されているプロジェクトの解析についても支援可能です。お気軽にお問合せください。

1) TMM計画とは、当該バイオバンク事業の実施機関である東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)と岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構(IMM)が、宮城県および岩手県を中心とした東日本大震災の被災地を含む地域の住民を対象として健康調査を実施するとともに、協力者の生体試料、健康情報、医療情報等を収集して15万人規模のバイオバンクを構築し、ゲノム情報等と併せて解析することにより、東北発の個別化医療等の基盤を形成し、創薬等の新たな産業の創出を目指す計画です。
2) プロジェクトとは、分譲契約あるいは共同研究契約が締結した研究プロジェクトを表します。

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